Kanonのトレカは、ブロッコリーと、ティーアイ東京の2社から出ていますが、いったいどっちがいいのか迷ってる方もいるかもしれません。そこでここは一つ、レビューしてみようと思います。
1.コンプリートのしやすさ
ブロッコリー版は、レアカードの種類が多く一見集めにくそうですが、2BOX買えば運が悪くない限り後は等価トレーディングで何とかなるくらいまで集まります。プロモーション的なカードも、ブロッコリー発売のKanonバインダーに入っている1枚ぐらいです。
一方ティーアイ版は、1BOXにスペシャルが2枚、透明カードが3枚となっていて、透明カードが9種類ある事から、最低3BOXの購入が必要と思われます。さらにプレゼントカードを貰うにも3BOXの購入が必要で、さらにさらには、抽選で100名に当たると言うホログラムカードまであるので、極レアまで合わせると、とんでもないことになります。
ここで各レアカードの出現確率を書いておきます。
なお、ティーアイの応募型カードの受け付けは1999年12月15日消印までです。
ブロッコリー版(全100種+1) | ティーアイ東京版(全84種+6) | ||||
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SuperSpecial | 1種 | 1/30 | Special | 5種 | 2/15 |
BoxSpecial | 2種 | 1Boxに封入 | Transparency | 9種 | 3/15 |
Special 1 | 2種 | 1/8 | Present | 1セット3種 | Boxの応募券3枚 |
Special 2 | 5種 | 1/6 | Holography | 1セット2種 | Packの応募券3枚で抽選100名 又は、ラッキーカードと交換 |
Rare | 18種 | 1/1 | |||
Present | 1種 | バインダー封入 | Lucky | ?種 | ?/? |
2.カード内容について
ブロッコリー版は、メタルなカード、透明カードが多く、パズルも2種類あって、見た目は豪勢です。ただ、全100種類なのでバインダーに収まりが悪いです。とは言え、1枚1枚のカードのレイアウトとかデザインとかはさすがブロッコリーといった所でしょうか、かなり奇麗にできていると思います。アダルトカードの割合が多いのが少々気になりますが、総合的には良くできていると思います。
ティーアイ版は、全84種で硬質プラスチック製の豪華版です。少々値段が高いのが難点ですが、各キャラのカードが統一性がとれており、バインダーに入れてみるとかなりまとまっていると言えます。個人的には特にキャラクターの順番が気に入りました。(←ただのあゆファンだろ(一人ツッコミ))あゆが中心に位置し、その上下左右に他のメインキャラ。さらにその隣にそのメインキャラに関連の深いサブキャラが配置され、渦巻状卍型に連鎖します。カードのデザインは色々な趣向を凝らしたものがありますが、個人的にはブロッコリー版の方が好きですねぇ。総合的には可も有り不可も有りと言った感じでしょうか。